水虫は日常生活の中で感染することがある病気です。その感染者数は相当な数がいます。ラミシール等を使って適切な治療を行わければ完治できません。ラミシールという水虫治療薬の紹介、水虫とはそもそも何かについて具体的にご説明します。

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糖尿病の人は水虫に注意すべし

糖尿病は膵臓で作られているホルモンのインスリンが上手く働かずに、血液中の血糖値が高くなってしまう病気のことをいいます。
糖尿病は生活習慣病の1つとしても知られており、国内には1000万人もの患者がいると推定されています。
糖尿病は自覚症状が少なく、健康診断や人間ドックなどの血液検査で血糖値を測定することで判明する場合が多く見られます。

糖尿病が悪化してしまうと、様々な合併症を引き起こしてしまうので注意が必要です。
糖尿病の人が注意したい合併症の1つに、水虫を含む糖尿病性足病変と呼ばれる疾患があります。
糖尿病の人は、足にトラブルを抱えることが少なくありません。

水虫は、白癬菌という真菌(カビ)が皮膚に寄生することによって起こる皮膚疾患です。
白癬菌は高温多湿の環境を好むので、水虫は足に発生しやすいと言われています。
靴を履いていると蒸れやすく、温度も高くなるからです。
特に梅雨の時期や夏の時期に繁殖しやすくなります。

白癬菌は人の髪の毛や爪、古い角質などに含まれるタンパク質を栄養源としています。
白癬菌が皮膚に付着しただけでは、水虫になるわけではありません。
乾燥している状態で洗い流してしまえば感染を防ぐことができます。
しかし、高温多湿の環境だと白癬菌が皮膚の角質に侵入しやすくなり、繁殖してしまうのです。

糖尿病になると、体は免疫力低下の状態になってしまいます。
免疫力とは体に本来備わっているウイルスや細菌などの外敵から身を守る力のことをいいます。
免疫力低下することで身を守る機能が働かなくなり、白癬菌に感染しやすいのです。

また、糖尿病の人は血糖値が高い状態が続いているので、血管だけではなく神経にも障害が起こっていることが多くあります。
神経に障害があると足に感じる痛みや熱などに鈍感になるので、足の変化に気付きにくくなってしまいます。
日頃から水虫に感染しやすいと認識して、足の状態を観察することが重要になります。

糖尿病の人は水虫になると最悪の場合、皮膚が壊死することも

糖尿病の人で血糖コントロールが悪いと、足の血管が細く狭くなる血管障害が現れることがあります。
血管障害があると血液がスムーズに流れなくなり、血液が滞ってしまいます。
すると、足の抹消に栄養や酸素が届きにくくなってしまいます。

そのため傷があってもなかなか治癒せずに、炎症がひどくなってしまいます。
炎症が悪化して、知らぬ間に化膿しているような場合もあります。
場合によっては糖尿病壊疽が起こり、足を切断しなければいけない事態になることもあります。

糖尿病壊疽は、糖尿病によって足の病変が重症化し引き起こされます。
足病変が重症化することで下肢を切断している人は、年間で1万人以上にも上るとされています。
足を切断しなければいけなかった場合、それがきっかけで寝たきりになってしまうこともあります。
足の切断を防ぐためには、水虫にならないように気を付ける必要があります。

水虫の原因菌である白癬菌は高温多湿の環境を好むので、毎日同じ靴を履かずに蒸れないようにすることや通気性の良い靴を履く、毎日入浴し足の指の間まできちんと洗うといった対策が効果的です。
白癬菌が付着しやすい足ふきマットなどもこまめに洗濯する必要があります。
もし、水虫になってしまったら炎症が悪化したり、化膿したりしないように早めに対策をとることが重要です。

医療機関を受診して早期に適切な治療を受ければ、糖尿病壊疽になるまで悪化することはほとんどありません。
過度に心配しなくても大丈夫です。
水虫の治療には、白癬菌を殺菌する作用のある真菌薬や抗生物質が用いられます。
適切なフットケアなどをアドバイスしてもらえることもあるので、早めに相談することが大切になります。

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